“野獣”松本一本勝ち発進 ケガ乗り越え「金メダルはついてくる」

[ 2016年8月9日 05:30 ]

<リオ五輪  柔道>延長の末、一本勝ちで準決勝進出を決めた松本

リオデジャネイロ五輪第4日・柔道女子57キロ級

(8月8日 カリオカアリーナ)
 24歳で頂点に駆け上がったロンドンから4年。“野獣”松本薫(28=ベネシード)が五輪に帰ってきた。

 初戦となる2回戦はコートジボワール選手を寝技で仕留めて一本勝ち。準々決勝ではロンドンの準決勝でも対戦したパビア(フランス)を延長3分50秒、袖釣り込み腰で技ありを奪い、準決勝に駒を進めた。日本勢唯一の金メダル後は、12年11月に右肘手術をするなど順調ではなかった。だが、昨年の世界選手権優勝で復活。「4年前とは完全に違う私がいる。やるべきことに向かっていけば、おのずと金メダルはついてくる」と自信を持って連覇へ歩んでいる。

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2016年8月9日のニュース