内村「流れ作れないと五輪で勝てない」世界選手権金が“伏線”

[ 2016年8月9日 14:46 ]

<体操>金メダルを決め、No1ポーズをとる(左から)山室、田中、内村、加藤、白井ら体男子日本代表

 3大会ぶりとなる男子団体総合の金メダルを獲得した日本のメンバー5人がメダリスト会見に臨み、内村航平(27=コナミスポーツ)は昨年の世界選手権での優勝が今回にもつながっていると説明した。

 昨年の世界選手権(英国・グラスゴー)で37年ぶりに団体を制覇し、これ以上ない実績をひっさげて臨んだ今回。「オリンピックの前年の世界選手権で金メダルを獲らないと。グラスゴーで中国やロシアが勝っていたら、審判の印象も『オリンピックも勝つんだろう』と。採点競技なので0・1点でも0・05点でも上がるんじゃないか」と考える。

 昨年植え付けた「日本強し」の印象を裏切らない形での優勝。「審判に良い印象を与えて、かつ見ている人にも今回も日本が優勝するんだろうなという空気にしてもらうために。流れが作れないとオリンピックでは勝てないんだろなと今回つくづく思いました」と振り返った。

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2016年8月9日のニュース