冨永プロの長男・龍介が初の箱根切符 強風に耐えて80

[ 2016年8月9日 05:30 ]

予選通過した冨永

スポニチ主催 内閣総理大臣杯第47回日本社会人ゴルフ選手権 関東予選

(8月8日 神奈川県茅ケ崎市 湘南カントリークラブ=6702ヤード、パー72)
 スポニチ主催内閣総理大臣杯第47回日本社会人ゴルフ選手権の関東予選は8日に行われ、プロゴルファー・冨永浩(55)の長男・龍介(29)が台風5号の影響による強風に悩まされながらも80とスコアをまとめ、11位タイで初の箱根切符を手にした。田中智仁(46)と守屋克則(37)の2人が76でメダリストを分け合った。マッチングスコア方式により81までの上位18人が9月6日の関東決勝大会(神奈川・箱根CC)へ駒を進めた。神奈川会場の全成績は別掲の大会サイトに掲載される。

 富士プリント工業の営業を担当する冨永が我慢のゴルフで関東決勝進出を決めた。「風が物凄くて…難しいコンディションでした」。風速10メートル。出だし1番からボギーが先行する苦しい展開だったが、成城高、明大、さらには2年間ゴルフ留学した米国での経験を生かし、予選突破圏内に踏みとどまった。現在は出勤前の素振りが主な練習メニュー。仕事との両立は厳しいが、今年度は関西から出場した昨年の全国29位を上回る全国トップ10入りを狙う。

続きを表示

2016年8月9日のニュース