バド娘 フリフリユニで金だ!“クリーン”な第3白ユニも用意

[ 2016年6月20日 09:50 ]

新ユニホームを発表したバドミントン日本代表。右から山口、奥原、松友、高橋、栗原

 バドミントン日本代表がリオデジャネイロ五輪で着用する新ユニホームが19日、都内で発表された。

 今年度使用しているオレンジとネービーに加えて、五輪特別カラーとして白を追加。バドミントン界は違法カジノ問題で揺れたが、リオではクリーンなイメージで戦い、メダル獲得を狙う。

 日本バドミントン協会と契約するヨネックス社は今季これまで2タイプだった日本代表ユニホームに加え、五輪用に第3のユニホームを用意した。色は代表ユニホームとしては珍しい「白」。同社の担当者は同カラーを採用した理由を「何色にも染まらない純潔なカラーであり、ネガティブなエネルギーをはね返す効果がある」と説明した。

 今年のバドミントン界は男子シングルスのエース桃田賢斗が違法カジノ店で賭博行為をした問題で大きくイメージダウンした。担当者は「(賭博問題とは)関係ない」としたが、偶然にもユニホームが日本のクリーンさをアピールし、メダル獲得へ向けて新たなスタートを切る決意表明となった。ユニホームの色は対戦相手と重ならないようにして決まるが、「白」は選手にも好評で、男子シングルスの佐々木は「3色とも明るい色で爽やか。白も新鮮ですね」と話した。

 また、女子のスカートは従来のタイトな型からフリルのついたゆったり型に変更。女子シングルスのエース奥原は「こんなフリフリなスカートは初めて。女の子らしくて可愛い。このユニホームでしっかり世界と戦いたい」と言えば、女子ダブルスの世界ランク1位“タカマツ”の松友も「今までより柔らかくて動きやすい」と気に入った様子だ。さらに今回は疲労軽減に効果のあるレッグサポーターも配布され、選手は好みにより使用できるようになった。女子中心に複数のメダルが期待されるバドミントン。爽やかに、そして可愛らしく表彰台を目指していく。

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