エペ個人代表の見延 初五輪へ「みんなの気持ちを背負う」

[ 2016年6月20日 05:30 ]

ロシア合宿から帰国した見延和靖(右)と代表監督の橋本寛氏

 仲間のためにもメダル奪取だ!リオ五輪のフェンシング男子エペ個人代表の見延和靖(ネクサス)が都内で壮行会に出席。

 五輪初出場の28歳は「団体での出場を目指していたが出られず(エペで)出場できるのは僕だけ。みんなの気持ちを背負って金を目指したい」と力を込めた。

 エペ男子団体は2月の世界最終予選で出場権を逃し、世界ランク10位の見延だけが個人で出場できる。ただ、団体主将として責任は痛感し「東京五輪の団体につながるように頑張りたい」と決意を語った。昨年11月のW杯(エストニア)で日本勢史上初の優勝を果たした見延だが、最近の国際大会では本来の前に出るフェンシングを封印。もちろん本番では得意技を解禁する予定で「胸元に飛び込む技を磨きたい」と話した。

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2016年6月20日のニュース