聖子団長が講演、五輪は「過去最高のメダル取って最低限の目標」

[ 2016年6月20日 21:18 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)の橋本聖子選手強化本部長は20日、東京都内で講演し、金メダル数世界3位を目指す2020年東京五輪に向け、自身が日本選手団の団長を務める8月のリオデジャネイロ五輪では「過去最高のメダルを取って最低限の目標達成だと思っている」と述べた。

 JOCは今回、金メダル数で前回12年ロンドン五輪の倍となる14個、最低でも2桁を目標に設定している。過去最多は金メダル数が1964年東京五輪と04年アテネ五輪の16個、総メダル数はロンドン五輪の38個で、橋本氏は「(これを)超えるための準備をリオでできなければ、20年に最高のパフォーマンスを選手にしてもらうのは難しい」と語った。

 参院議員でもある橋本氏は、国のスポーツ関連予算についても、16年度の324億円から「東京五輪成功に向け、18年度には確実に1千億円にしたい」とも述べた。

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