鹿沼&田中がリオパラ代表内定「ゴール後に倒れてもいい」

[ 2016年5月14日 05:30 ]

リオデジャネイロ・パラリンピック自転車代表に内定した鹿沼由理恵(左)とパイロットの田中まい

 日本自転車競技連盟はリオデジャネイロ・パラリンピックの日本代表に内定した選手を発表し、健常者と組む視覚障がいクラスの女子タンデムで14年ロード世界選手権を制した鹿沼由理恵(34=楽天ソシオビジネス)が、パイロットの田中まい(26=日本競輪選手会)とともに選ばれた。

 10年バンクーバー・パラリンピックにクロスカントリースキーで出場して以来、2度目のパラリンピックとなる鹿沼は度重なる故障を克服。前日も転倒して前歯を折り、擦り傷だらけの顔で会見に登場。「ゴール後に倒れてもいいので全力で走りたい」と意気込んだ。ほかに男子の運動機能障がいクラスの藤田征樹、石井雅史、川本翔大の3選手が内定した。

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2016年5月14日のニュース