立ち合い迷った 豪栄道1敗後退「フワッと立ってしまった」

[ 2016年5月14日 05:30 ]

豪栄道(右)を押し出しで破った琴勇輝

大相撲夏場所6日目

(5月13日 両国国技館)
 立ち合いに迷いが生じた豪栄道が1敗に後退した。1度目の立ち合いは自身の左手が手つき不十分と判断され、2度目は琴勇輝が突っかけて不成立。3度目は成立となったが「フワッと立ってしまった」と大関が完全に立ち遅れて防戦一方となり、一気に押し出された。

 今場所から審判部は立ち合いの手つきを厳格化。その影響をもろに受けた形となったが、「相手も状況は一緒。明日から集中していく」と言い訳はしなかった。土俵下から大関に口頭で注意した藤島審判長(元大関・武双山)は「(1度目は大関の)手つき不十分。難しくないし、当たり前のこと」と説明した。

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2016年5月14日のニュース