葛西10位 2回目大ジャンプも1回目低調で順位伸びず「悔しい」

[ 2016年2月15日 01:48 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は14日、ノルウェーのビケルスンで個人第19戦(HS225メートル、K点200メートル)が行われ、43歳の葛西紀明(土屋ホーム)は199メートル、237・5メートルを飛び、合計415点で10位だった。

 237メートル、249メートルを飛び469点をマークしたペテル・プレブツ(スロベニア)が優勝し、今季11勝目。葛西は1回目は199メートルで21位止まりだったものの、2回目は237・5メートルの大ジャンプを見せた。

 その他の日本勢は竹内択(北野建設)が11位、伊東大貴(雪印メグミルク)が21位、栃本翔平(雪印メグミルク)が24位だった。

 ▼葛西紀明の話 1回目は(踏み切りの)タイミングが早かった。2回目は250メートル近くいきたかった。チャンスだったのに、いけなくて悔しい。精神的な疲れもあったかもしれない。

 ▼竹内択の話 2回目が一番良かった。いい終わり方ができた。助走が決まってきている。(フライングヒルの3連戦は)納得している部分の方が大きい。

 ▼伊東大貴の話 (踏み切りの)タイミングが全部合わなかった。助走路でいい位置に乗れていない。(フライングヒルでの3連戦は)ちょっと悔しい3日間だった。

 ▼栃本翔平の話 W杯得点(30位以内)を取れたのは評価できる。(助走の)滑りが良くなってきている。今と同じことができればだいぶいい。10番台を狙っていきたい。

 ▼伊藤謙司郎の話 今季は自分の調子もそんなに悪くないと思っていたので、へこまされた感じが大きいが、フライングだけが試合じゃない。次に向けて調整したい。

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2016年2月15日のニュース