クロカン大学男子12キロ 駒大・西山初栄冠

[ 2016年2月15日 05:30 ]

優勝した西山

千葉クロスカントリー

(2月14日 千葉・昭和の森)
 世界大学クロスカントリー選手権(3月、イタリア)の代表選考会を兼ねた大学男子12キロでは、駒大3年の西山雄介が37分48秒で初優勝を飾った。今年の箱根駅伝では7区で区間3位。チームも3位で青学大に連覇を許した。4年生で迎えるシーズンに懸ける思いを自身の大学初タイトルにつなげた。

 西山が三つ巴の争いを制して初タイトルをもぎ取った。スタート時の気温は2月とは思えない23・5度まで上がり、午前中の雨で一部コースはぬかるむ悪コンディション。「1、2周目でコースの様子を見た」と効率の良いコース取りで無駄な消耗を抑えた。上田、住吉と3人での並走が続いたが、残り1キロでスパートして快勝。「この3年間は結果が出ていなくて4年目に懸ける思いは全然違う。これを自信にたくさんのタイトルを獲っていきたい」と語った。今後はチームのエースに成長し、3大駅伝で優勝することが目標。そのための第一歩を踏み出して「きょうの自分の走りがチームにもプラスになったと思う」と胸を張った。

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2016年2月15日のニュース