ともに日本代表5人先発 パナ完勝 代表組が短期間でチームに順応

[ 2015年11月14日 05:30 ]

<パナソニック・サントリー>前半終了間際、トライを決めるパナソニック・山田

トップリーグ第1節第1日 パナソニック38―5サントリー

(11月13日 秩父宮)
 ともに日本代表5人が先発した開幕戦でパナソニックが快勝した。正確なタックルでサントリーにゲインラインを切らせず、SOバーンズが完璧にゲームをコントロールし、日本代表WTB山田が前半6分の今季トップリーグ第1号を含む2トライ。就任2年目のディーンズ監督は「代表選手たちがW杯から戻って、もう一度パナソニックのラグビーに集中し直してくれた結果」と称えた。

 日本代表フッカー堀江主将は「あまりチームと(連係を)合わせてなくて不安だった」と明かしたが、先月13日の帰国後、わずか1週間の休養で練習に復帰。同じく代表プロップの稲垣は、新潟への帰郷中も映像などでチームのラグビーを勉強したという。ブームにふさわしい高いレベルが求められる今季のトップリーグ。まずは王者が、例年の開幕戦とは異なる仕上がりの良さを見せつけた。

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2015年11月14日のニュース