チケット完売も観客は満員の半分…日本ラグビー協会が原因調査へ

[ 2015年11月14日 00:25 ]

チケット完売にもかかわらず、空席の目立つ秩父宮ラグビー場

 東京・秩父宮ラグビー場で13日に行われたトップリーグの開幕戦で、予定販売枚数のチケットが完売したにもかかわらず、観客数が満員の半数程度の1万792人にとどまった。日本ラグビー協会は今後、原因を調査する考えを示した。

 日本協会によると、一般販売枚数は約5000枚で、対戦する両チームには計約9000枚を売り渡すなど有料のチケットだけで約2万枚を販売した。しかし、実際にはゴール裏やスタンドの端は空席が目立った。無料招待券での入場を希望した観客は、満席になる可能性を考慮して断っていた。

 小西宏事務局長は「入場を断るような早とちりをしてしまい、ファンを失望させた。現場で頑張っている選手にも申し訳ない」と述べ、パナソニックの田中史朗選手は「満員と聞いていたが、正直寂しかった」と漏らした。

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2015年11月14日のニュース