36歳渋井“昭和女”の意地見せる 若手の姿勢にチクリ

[ 2015年11月14日 05:30 ]

会見で笑顔を見せる渋井

 “昭和女”の意地を見せる。16年リオデジャネイロ五輪の代表選考会を兼ねた、さいたま国際マラソンは15日、さいたまスーパーアリーナ発着のコースで行われる。

 13日は有力選手がさいたま市内で会見し、前日本記録保持者の渋井陽子(36=三井住友海上)は「苦しまず、どこかで気持ち良くなりたい」と独特の言い回しで気合を入れた。

 04年9月のベルリンで2時間19分41秒の日本記録(当時)をマークしてから11年。若手は20分の壁を破れず、世界のメダルからも遠ざかる現状について「やっぱ昭和生まれは強いんじゃないすかね。自分のチームでも、言われなきゃできない子が多い。こいつら何も考えてないって思う」と持論を展開した。

 リオ代表候補に入るには日本人3位以内が必要。昭和54年生まれの36歳が、初の夢舞台へ疾走する。

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2015年11月14日のニュース