松山、27位浮上もため息…パット振るわず「自信なくしてしまう」

[ 2015年10月19日 05:30 ]

27位に浮上した山松山英樹(AP)

USPGAツアー フライズコム・オープン第3日

(10月17日 米カリフォルニア州ナパ シルベラードリゾート=7203ヤード、パー72)
 29位から出た松山英樹(23=LEXUS)は1イーグル、3バーディー、2ボギーの69で回り、通算7アンダーの209で首位と7打差の27位に浮上した。開幕戦で今季初イーグルを奪ったもののショートパットに課題を残した。69をマークしたブレンダン・スティール(32=米国)が通算14アンダーに伸ばして初日からのトップを守り、完全優勝に王手をかけた。

 松山は9番パー5で残り244ヤードの第2打を5Wでグリーン左奥のエッジまで運び、パターで13メートルをねじ込んで今季初のイーグルを奪った。しかし、その後はバーディーチャンスがなかなか決まらず、「きょうは3~5メートル(のパット)が一回も入っていない。自信をなくしてしまう」と表情はさえなかった。

 好調のショットとは対照的にグリーン上で思うようなプレーをできない。14番で4メートル、18番では2・5メートルのチャンスを外すなど終盤に悔いを残し、「いいフィーリングが戻ったと思ったのに」とため息をついた。首位とは7打差。「(最終日は)10アンダーくらいを目指したい。自分のベストが尽くせたら」と高い目標を設定した。

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2015年10月19日のニュース