野球、サーフィンに名乗り 東京五輪会場で宮崎県 知事が意欲

[ 2015年10月19日 17:17 ]

 宮崎県は19日、2020年東京五輪の追加種目として大会組織委員会が国際オリンピック委員会に提案した野球・ソフトボールと、サーフィンの会場に立候補する方針を発表した。河野俊嗣知事は記者会見で「恵まれた環境や実績がある。開催地として貢献できる準備がある」と述べた。県幹部が22日に組織委を訪れ、要望書を手渡す。

 東京五輪は招致段階で「コンパクトな会場配置」を公約したが、コスト削減で埼玉と千葉、神奈川の各県に分散。さらに、野球・ソフトボールの1次リーグを福島県で開催する案も検討され、河野氏は「東京に限るということはない」と話した。

 宮崎はプロ野球のキャンプ地として知られ、県は野球・ソフトの会場として利用できる施設が充実し、ノウハウも豊富である点をアピール。サーフィンは、木崎浜海岸(宮崎市)など良好なサーフポイントが多い上、国際大会の実績もあると説明している。

続きを表示

2015年10月19日のニュース