日本女子エース、寺本らが会場練習 23日開幕世界体操

[ 2015年10月19日 22:45 ]

 23日に開幕する体操の世界選手権に向けた女子の本会場練習が19日、英国のグラスゴーで始まり、来夏のリオデジャネイロ五輪団体総合出場権を目指して初日の予選2班に登場する日本勢が本番と同様に跳馬から演技した。予選8位以内なら3大会連続での五輪出場が決まる。

 エースの寺本明日香(中京大)は「練習してきたことがしっかり出せて自信が付いた」と手応えを口にし、ミスが出た初代表の宮川紗江(セインツク)は「雰囲気にのまれた部分もあるが、一度感じ取れたので試合はいつも通りにできる」と前向きに話した。塚原千恵子監督はこの日の演技を得点化し、補欠の村上茉愛(日体大)を含めた7人から6人の出場選手を決める考えを示した。

 37年ぶりの団体総合制覇を狙う男子は白井健三と初出場の長谷川智将(ともに日体大)が練習会場で軽めに調整した。(共同)

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2015年10月19日のニュース