小西健太 全米アマ日本勢初の準決勝進出!マスターズ王手

[ 2015年8月23日 05:30 ]

 ゴルフの全米アマチュア選手権は21日、イリノイ州のオリンピアフィールズCCでマッチプレー方式による準々決勝が行われ、小西健太(21=東北福祉大3年)がマシュー・ペリン(米国)を1アップで下し、日本勢で初めて準決勝に進出した。

 オールスクエアの18番、小西は1メートルのパーパットを沈めて決着をつけた。11番で2アップとしながら15番で追いつかれ16番で再び1アップにしたが、次のホールを落とした。それでも粘り強くプレーして競り勝った。

 実質的なアマ世界一決定戦。歴代優勝者にはウッズらがいる。日本勢最高成績は01年の清田太一郎の8強。松山英樹は12年に出場したが予選落ちした。初出場での快挙となった小西は「僕の人生で最も大きな大会。今週は良いプレーができている」と話した。

 東北福祉大で松山の3年後輩。直前に全米プロを観戦し先輩のプレーに刺激を受けた。312人参加の予選を14位で突破し、64人によるトーナメントを勝ち上がった。優勝すればマスターズ、全米オープン、全英オープンの出場権を得る。例年、準優勝者もマスターズ、全米オープンに出場しており、決勝進出なら大きな土産を手に帰国することになる。

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2015年8月23日のニュース