FB五郎丸 国内組の意地見せる「ハードな練習をしてきた」

[ 2015年7月30日 05:30 ]

フィジー戦を前に練習するFB五郎丸(中央)

ラグビーPNC杯フィジー戦

(7月28日)
 国内組も意地を見せる!ラグビー日本代表は28日(日本時間29日)、フィジーとのパシフィックネーションズ杯第3戦を翌日に控え、試合会場となるカナダ・トロントのBMOフィールドで最終調整を行った。

 9月開幕のW杯イングランド大会への調整と捉えている今大会だが、フィジーからの勝利が優勝への絶対条件。副将のFB五郎丸歩(ヤマハ発動機)は「相手の(カウンターなど崩れた局面からの)アンストラクチャー攻撃は世界一。しっかりディフェンスをしたい」と話した。

 今回の試合はリーチ主将(東芝)ら今季スーパーラグビー(SR)に参戦した6人全員が先発。特にリーチとSH田中(パナソニック)が今季初の代表戦で、攻守両面でのレベルアップが期待される。五郎丸は「能力のある選手と、宮崎で鍛えてきたメンバーが融合するので非常に楽しみ」としながらも「(国内組にも)自信はある。ハードなトレーニングをしてきた」とプライドをにじませる。実際に6月は丸々1カ月、誰もが「きつかった」という練習を重ね、精神的にも追い込まれた。世界ランク10位のフィジーを相手に「主役」のSR組を食ってみせる。

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2015年7月30日のニュース