エンブレム酷似騒動の佐野研二郎氏 事務所の公式HPが一時閲覧制限

[ 2015年7月30日 00:10 ]

2020年東京五輪エンブレムのデザインを手がけた佐野研二郎氏

 ベルギー・リエージュ劇場のロゴに酷似していると、インターネット上で話題になっている2020年東京五輪の公式エンブレムをデザインしたアートディレクターの佐野研二郎氏(42)のデザイン事務所「MR DESIGN」の公式ホームページが29日、閲覧できない状態となった。「アクセスが集中しており、一時的に閲覧制限をおこなっております」としている。

 また、佐野氏のツイッターも非公開となり、フェイスブックのアカウントが削除されていることも判明。ネット上では佐野氏の姿勢を厳しく批判する声も上がっている。

 東京五輪とパラリンピックの公式エンブレムは昨年9月に公募が行われ、104件の応募から同11月に8人の審査委員会による選考を経て今月24日に発表されたが、ベルギー東部リエージュ在住のデザイナー、オリビエ・ドビさん(52)が自身のデザインしたリエージュ劇場のロゴと「驚くほど似ている」とフェイスブックに投稿し、“騒動”となった。

 その後、閲覧制限は解除されている。

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2015年7月30日のニュース