新十両・正代 超弱気な元学生横綱「誰とも当たりたくない」

[ 2015年7月30日 05:30 ]

新十両に昇進し、記者会見で時津風親方(左)と握手する正代

 日本相撲協会審判部は愛知県体育館で大相撲秋場所(9月13日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、新十両の正代(23=時津風部屋)ら4人の十両昇進を決めた。再十両は大翔丸(追手風部屋)、希善龍(木瀬部屋)、旭大星(友綱部屋)だった。

 正代は東農大2年の11年に学生横綱となったものの、4年時はタイトルなし。14年春場所で前相撲からデビュー。負け越しなしの所要9場所で関取となった。学生時代に1学年上で日大の遠藤とは2勝2敗。早く入幕しての再戦が期待される。だが、極端なあがり症の本人は「誰とも当たりたくない」と超弱気発言。同席した師匠の時津風親方(元幕内・時津海)は「バカじゃないの」とツッコミを入れつつ「マイナス思考で気が小さい。酒でも飲んでいけ!」と必死に尻を叩いた。

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2015年7月30日のニュース