ラグビー新国立代替会場に横浜提案 19年W杯日本大会

[ 2015年7月30日 22:10 ]

 ラグビーの国際統括団体、ワールドラグビー(WR)のラパセ会長は30日、2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で使用できなくなった新国立競技場に代わるメーン会場に、大会組織委員会から横浜市の日産スタジアムを提案されたことを明らかにした。

 ラパセ会長は同日、クアラルンプールで組織委の森喜朗副会長や嶋津昭事務総長と会談した。提案内容を検討し「できるだけ早く決着したい。長くても1カ月以内には決めたい」と語った。

 W杯では開幕戦や決勝などの主要カード開催に6万人以上という収容能力の目安がある。現状では招致段階で開幕戦と決勝の会場に想定した約7万2千人収容の日産スタジアムだけが条件を満たしている。

 20年東京五輪のメーンスタジアムとなる新国立競技場は、当初19年秋のラグビーW杯開幕に合わせて同年3月に完成予定だった。だが総工費の増大を受けて計画が白紙撤回され、20年春完成に見直された。(共同)

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2015年7月30日のニュース