エディージャパン “審判研究”フィジー戦は裁くのはW杯主審

[ 2015年7月27日 05:30 ]

パシフィックネーションズ杯第3戦のフィジー戦に向け、米サンフランシスコからカナダ入りしたラグビー日本代表のリーチ・マイケル主将ら

 ラグビーのパシフィックネーションズ杯に参戦中の日本代表が25日(日本時間26日)、29日(同30日)の第3戦フィジー戦に向けて米サンフランシスコからカナダ・トロント入りした。試合はW杯で主審を務める12人のうちの一人、フランス人のパスカル・ゴーゼレ氏(38)が裁くことが決まっており、今季代表戦初出場が濃厚なリーチ・マイケル主将(東芝)は「W杯と同じくらいのコミュニケーションを取るつもり。ペナルティーの取り方、スクラム(の裁き方)とか、早い段階でスタイルを見極めたい」と話した。

 昨年11月のジョージア戦ではフランス人審判の笛の傾向を読み切れず、スクラムで反則を取られ続けて敗戦した。ロック大野(東芝)も「フランス人は弱いチームへ徹底的にペナルティーを取り続ける傾向がある」と話す。W杯審判のジャッジの傾向をつかみ、本番に生かす考えだ。

 ≪ロック宇佐美ら3人離脱≫トロント入りした代表からはロック宇佐美(キヤノン)、フランカー村田(NEC)、SH内田(パナソニック)の3人が離脱し帰国することが決まった。フィジー戦ではリーチ主将らスーパーラグビー組が出場する見込みで、登録選手数のルールで押し出される形となった。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「大会後の試合で再び招集する可能性はある」と説明したが、W杯メンバー入りへ3人は厳しい局面に立たされた。

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2015年7月27日のニュース