男女混合の日本ペアは5位 相棒ねぎらう足立「よくチャレンジ」

[ 2015年7月27日 03:38 ]

金メダルを獲得した米国のジョーンズ(左)とメイ組の演技(AP)

 水泳の世界選手権は26日、ロシア・カザニでシンクロナイズドスイミングが行われ、新種目の男女混合デュエットのテクニカルルーティン(TR)決勝で、安部篤史(32=トゥリトネス水泳部)、足立夢実(26=国士舘シンクロク)ペアの日本代表は82・3509点で、全6チーム中5位に終わった。

 予選から順位を上げることはできなかったものの、得点は前日の予選より0・4785点アップ。足立は「きのうよりいい演技をしたいと思っていたので、それが得点に表れてよかった」と笑顔。安倍は「5カ月前はエレメンツ1つこなせなかった。それを考えると出場にこぎつけることができて感慨深いものがあります」と振り返った。

 日本初の男子選手として足立とペアを組んでの新種目挑戦。準備期間はわずか5か月だだっただけにの足立は「たった5カ月で世界大会で戦えるようになるなんて本当に想像できない。よくチャレンジしてくれたと思う」と“相棒”をねぎらった。

 予選2位のジョーンズ、メイ(米国)が88・5108点で逆転優勝を飾り、同1位のマルツェフ、バリトワ(ロシア)が銀メダル、同3位のフラミニ、ミニシニ(イタリア)が銅メダルを獲得した。

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2015年7月27日のニュース