16歳比菜 連続トップ10 藍、琴音に並んだ史上3人目

[ 2015年7月27日 05:30 ]

<センチュリー21レディス最終日>18番でバーディーパットを打つ新垣

女子ゴルフツアー センチュリー21レディース最終日

(7月26日 静岡県伊豆の国市 伊豆大仁カントリークラブ=6531ヤード、パー72)
 新垣比菜(16=沖縄・興南高2年)がツアー初のイーグルを奪うなど68をマークし、通算10アンダーで6位に入った。宮里藍や堀琴音に続いてツアー史上3人目のアマチュア2週連続トップ10入りを果たし、ベストアマチュアに輝いた。勝みなみ(17=鹿児島・鹿児島高2年)は68で通算9アンダーの8位。単独首位から出たアン・ソンジュ(27=韓国)が70をマークし、通算15アンダーでミセス初優勝を遂げた。
【最終R成績】

 ヒナが鷲のように羽ばたいた。2番で3メートルを入れてバーディー先行。ボギーも最小限の1つでとどめると、新垣が魅せたのは16番パー5だ。打ち下ろしもあり1Wを300ヤード以上飛ばすと、ピンまで230ヤードの第2打を3Wで2メートルにつけた。これを沈めてツアー初のイーグル。「入れたいなという感じでした。パー5で2オンを狙う時のウッドもうまくなったと思います」と16歳が満足そうにほほ笑んだ。

 イーグルのおかげで68をマークし、9位だった前週以上の6位でフィニッシュ。宮里藍(01年)、堀琴音(14年)と並ぶツアー史上3人目のアマチュア2週連続トップ10入りを果たした。

 飛距離アップが成長を促している。1Wの飛距離は昨年より10ヤードアップの260ヤード。ヘッドスピードも今や女子プロトップクラスの毎秒46メートルを記録している。連戦の影響で今週は少し飛距離が落ちたというが、それでも同組のプロに引けを取らなかった。次週は大東建託・いい部屋ネットレディースに出場。「5位とか3位以内に入りたい」。憧れの藍超えに挑戦する。

続きを表示

この記事のフォト

2015年7月27日のニュース