夏場所8人で優勝決定戦の可能性も 過去最多は96年九州の5人

[ 2015年5月24日 08:00 ]

3敗で並んだ照ノ富士(左)と白鵬は支度部屋ですれ違う

大相撲夏場所14日目

(5月23日 両国国技館)
 今場所の千秋楽は2~8人による優勝決定戦となる可能性を残す。2人の場合は直接対決。3人の場合は先に2連勝した力士が優勝となる巴戦で4、8人の場合はトーナメント戦となる。

 5人の場合は抽選で1人をシードし、残る4人を2組に分けて対戦させ、勝ち抜いた2人とシード力士の計3人による巴戦。6人の場合は3組による対戦を勝ち抜いた3人で巴戦。7人の場合はシード力士と3組による対戦を勝ち抜いた4人によるトーナメント戦となる。幕内では96年九州場所の5人による優勝決定戦が過去最多人数で、武蔵丸が優勝した。

 ≪千秋楽1差8人は43年ぶり≫千秋楽を前に1差に8人がひしめくのは72年初場所以来の混戦。同場所は14日目で首位の4敗に大関・琴桜、福の花と栃東の平幕2人が並び、5敗の5人が続いた。千秋楽は琴桜と福の花が敗れ、栃東が大関・清国を破って初優勝した。

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2015年5月24日のニュース