ウォリアーズ40年ぶりファイナル進出に王手 カリーが40得点

[ 2015年5月24日 14:12 ]

40得点を挙げたウォリアーズのステフェン・カリー(AP)

 NBAは23日にテキサス州ヒューストンで西地区決勝の第3戦を行い、1位ウォリアーズが115―80(前半62―37)で地元の2位ロケッツに圧勝。3戦全勝として1975年以来、40年ぶりとなるファイナル進出に敵地で王手をかけた。

 シーズンMVPのステフェン・カリー(27)は7本の3点シュートを決めて40得点を稼ぎ、このカードはレギュラーシーズンを含めて今季7戦全勝。カリーの今プレーオフでの3点シュート成功本数は64となり、レジー・ミラー(元ペイサーズ)が2000年に樹立したプレーオフ1シーズンの最多成功記録(58)を15年ぶりに更新した。ポストシーズンでの40得点以上は3回目。今プレーオフでは1回戦の第3戦(対ペリカンズ=40得点)を含めて2回目で、30得点以上は4試合連続となった。

 敗れたロケッツは3Qまでに31点差をつけられて完敗。ジェームズ・ハーデン(25)は17得点を挙げたが、フィールドゴールは16本中13本を失敗し、点差が開いた第4Qはベンチにいたままだった。

 NBAのプレーオフでは0勝3敗からシリーズ(7試合制)を逆転したケースは過去116回で皆無。3連敗から3連勝してタイとしたケースもわずか3回しかなく、ロケッツは崖っ縁に追い込まれた。なおこのカードの第4戦は25日にヒューストンで行われる。

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2015年5月24日のニュース