札止め9日、懸賞過去最多 人気回復本格化の大相撲

[ 2015年5月24日 22:47 ]

 大相撲夏場所は24日、東京・両国国技館で千秋楽を迎え、入場券完売の札止めを9日間マークするなど、夏場所では19年ぶりの15日間満員御礼を達成した。3場所連続は「若貴ブーム」に沸いた1990年初場所から97年春場所に44場所連続を記録して以来となった。

 千秋楽の懸賞は158本で14日目の154本を抜き、日本相撲協会に残る記録で1日分の最多となった。今場所の総本数は1776本で、過去最多だった初場所の1625本を大きく上回った。

 人気回復の本格化に北の湖理事長(元横綱)は「内容がいいからだと思う。力士が頑張っていれば、その姿を見てくれる。ありがたい」と手応えをにじませた。

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2015年5月24日のニュース