照ノ富士 優勝決定戦「やるつもりで待っていた」に場内から大歓声

[ 2015年5月24日 18:03 ]

伊勢ヶ浜親方から優勝旗を受け取る照ノ富士

大相撲夏場所千秋楽

(5月24日 両国国技館)
 「15歳の時に相撲を見て、相撲をやりたいと思って日本に来たので。優勝するなんて夢みたい」と照ノ富士は優勝インタビューで喜びをかみしめた。

 自身は本割で碧山を寄り切りで下し、白鵬と日馬富士の取組は支度部屋で見守った。白鵬が敗れ自身の初優勝が決まると思わず涙。付け人と抱き合って喜んでいたが、この時の心境について「(白鵬に)何とか勝ってもらいたいなっていう気持ちで。自分ではもう1番勝つつもりで、(優勝決定戦を)やるつもりで待っていました」と話すと場内から大きな歓声を浴びた。

「今年中の目標」として挙げていた大関昇進を確実にし、一人勝ち状態だった白鵬のライバルとして台頭。どんな大関になりたい?と問われると「頑張ります」と言葉は短かったものの、あふれる笑顔に充実感をにじませた。

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