瀬戸勝った!萩野に4秒差V「夏が楽しみ」

[ 2015年5月24日 05:30 ]

男子400メートル個人メドレーで優勝した瀬戸大也。手前は2位の萩野公介

 競泳のジャパンオープンが23日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子400メートル個人メドレーは13年世界選手権覇者の瀬戸大也(21=JSS毛呂山)が4分10秒04で制した。エースの萩野公介(20=東洋大)は4分14秒22で2位。男子100メートル自由形は中村克(21=早大)が48秒41の日本記録で優勝。女子50メートル平泳ぎは鈴木聡美(24=ミキハウス)が30秒97の日本記録で2位となった。

 世界選手権金メダリストが実力を見せつけた。最初のバタフライで飛び出し、萩野を一気に突き放した。2位に終わった4月の日本選手権の記録を0秒93上回り「いい手応え。夏が楽しみ」と笑顔。2連覇を狙う今夏の世界選手権(ロシア・カザニ)へ「自分のレースに集中できた」と収穫も得た。一方で2日前ぐらいから熱があり「体がだるい」と漏らしていた萩野は不発。棄権も考えた中で出場したが、得意種目でライバルに大きく後れを取り「まだまだ自己管理不足というのがある」と反省しきりだった。

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2015年5月24日のニュース