白鵬“認めた”3敗目 取組後ボー然でもしっかり礼

[ 2015年5月24日 05:30 ]

稀勢の里につきおとしで敗れた白鵬(左)

大相撲夏場所14日目

(5月23日 両国国技館)
 勝てば2敗で単独トップを守るはずだった白鵬が土俵際で落とし穴に落ちた。稀勢の里を相手に左差しでがぶり寄ったが、まさかの突き落としを食って逆転負けで3敗目。前々日の豪栄道戦は際どい勝負で物言いがつかずに“憤然”として取組後に礼をしなかったが、この日は“ぼう然”としながらも、しっかりと礼をして敗北を認めた。

 照ノ富士に並ばれ、35度目Vと2度目の7連覇へ雲行きが怪しくなってきた。支度部屋では3日連続で無言。師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)は「以前は黒星を引きずるところがあったが、今は優勝を何度もしてるので気持ちの切り替えは早い」と言うが、果たして千秋楽に横綱の意地を見せられるかどうか。

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2015年5月24日のニュース