北朝鮮 韓国主導の国際大会にテコンドー選手派遣

[ 2015年2月9日 12:05 ]

 北朝鮮が組織する国際テコンドー連盟(ITF)が、韓国主導の世界テコンドー連盟(WTF)が5月にロシア・チェリャビンスクで開催する大会に選手を派遣すると、米政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が9日までに報じた。

 VOAなどによると、ITFがWTFの大会に参加するのは初めて。北朝鮮選手ら約20人が派遣され、本大会には出場せず開会式や閉会式などで技を披露する予定。

 国際オリンピック委員会(IOC)委員も務めるITFの張雄総裁が、昨年11月にWTFの趙正源総裁から招待のメールが届いたと明らかにしたという。両者は昨年8月、テコンドー発展に向け合意しており、張雄氏は「(合意の)履行の一環」としている。(共同)

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2015年2月9日のニュース