大貴4位 表彰台に0・5点届かず 葛西は11位

[ 2015年2月9日 02:02 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は8日、ドイツのティティゼーノイシュタットで個人第22戦(HS142メートル、K点125メートル)が行われ、日本勢は伊東大貴(雪印メグミルク)の4位が最高だった。アンデシュ・ファンネメル(ノルウェー)が285・2点で優勝、葛西紀明(土屋ホーム)は11位だった。

 伊東は1回目に135・5メートルを飛び、葛西と並んで4位につけた。2回目は134メートルと距離をそろえ、トータル272・8点としたが、表彰台には0・5点届かなかった。葛西は2回目に127・5メートルと距離を伸ばせず、順位を大きく下げた。

 竹内択(北野建設)は14位、小林潤志郎(雪印メグミルク)は17位、、作山憲斗(北野建設)は28位。37位の栃本翔平(雪印メグミルク)は2回目に進めなかった。

 ▼葛西紀明の話 風が悪い。それだけ。

 ▼伊東大貴の話 惜しかった。予選も含めて3本とも安定した動きができた。久々にいいジャンプが飛べた。体の切れが少しずつ戻ってきている感触はある。

 ▼竹内択の話 (第21戦と)そんなに違う感じはしない。風の影響で距離が出たり出なかったりしたが、いつも通りのジャンプはした。最近の試合ではいい方。

 ▼小林潤志郎の話 (1回目は)久しぶりに風も良かったので、それなりに飛んでいった。2回目はリラックスしすぎた。2本しっかり飛べるように修正したい。

 ▼栃本翔平の話 追い風がきつかった。(第21戦よりは)良かった。後は条件がかみ合えば。調子は変わっていない。全体的に技術を上げないといけない。

 ▼作山憲斗の話 現状では最低限できているが、レベルがまだまだ足りていない。もうちょっと飛びたいけど、今の実力ではここまでなのかなという感じがする。

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2015年2月9日のニュース