元小結の豊真将が引退 14年7月に右膝痛め手術

[ 2015年1月16日 15:44 ]

引退することを発表した豊真将

 15年初場所初日から休場していた元小結の豊真将(33=錣山部屋、本名山本洋介)が16日、引退することを発表した。

 豊真将は14年7月の名古屋場所で横綱・日馬富士に押し倒された際、右膝を負傷。8月2日に手術を受け、リハビリを続けていたが、それ以降土俵に立つことは叶わず。今場所は東幕下7枚目まで転落していた。

 埼玉栄高から進んだ日大を中退し、04年春場所初土俵。06年初場所で新十両。元関脇寺尾の錣山親方が育てた関取第1号となった。同年夏場所新入幕。11年九州場所で新小結。敢闘賞5回、技能賞2回。

 ▼豊真将の話 もう一度土俵に立つという目標があったが、こういう結果(引退)になり、応援していただいた方々には本当に申し訳ない。ただ、師匠に教えてもらった相撲を最後まで取ったので悔いはない。

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2015年1月16日のニュース