代表候補ロック伊藤誓う、20年節目に「神鋼日本一&W杯勝利」

[ 2015年1月16日 05:30 ]

 震災から20年の節目の年に2つの誓いだ。ラグビー日本代表が都内で行っているW杯第1次代表候補選手のメディカルチェックは最終日を迎え、ロック伊藤鐘史(神戸製鋼)は「チームとして日本一、W杯でも勝つチャンスがある」と話した。

 17日で阪神大震災から丸20年。神戸市出身の伊藤は当時中学2年で「死ぬかと思った。魂が吸い込まれるような感覚を味わった」。実家が半壊した経験から建築士を目指して兵庫工高に進学したが、ラグビーに出合い日本を代表する選手へ成長した。31歳で代表初キャップを獲得し本番は34歳で迎える。「ここまで来られると思わなかったが、欲が出てきた」と貪欲に代表を目指す。

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