葛西は10位、クラフト優勝 W杯ジャンプ男子個人第15戦

[ 2015年1月16日 04:15 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は15日、ポーランドのビスワで個人第15戦(HS134メートル、K点120メートル)が行われ、42歳の葛西紀明(土屋ホーム)は131メートルの121・9点で10位に終わった。強風のため1回目終了で打ち切りとなった。

 21歳のシュテファン・クラフト(オーストリア)が129・5メートルの136・7点で優勝、今季、通算とも2勝目を挙げてW杯個人総合首位に浮上した。

 竹内択(北野建設)は11位、伊東大貴(雪印メグミルク)は20位、作山憲斗(北野建設)は30位、清水礼留飛(雪印メグミルク)は39位だった。

 ▼葛西紀明の話 今季一番の失敗をした。踏み切りのタイミングが2、3メートルは遅れた。試技がうまくいったので、油断した。優勝できる調子だけど、なかなか難しい。

 ▼竹内択の話 1桁順位が狙える位置にいたので(打ち切りは)残念。ただジャンプは良くなってきているので、今後に期待できる。

 ▼伊東大貴の話 もうちょっといいジャンプをすれば、もっと飛距離が出た。助走の滑りが安定しないので、脚力の(ジャンプ台への)伝わり方がばらばら。

 ▼作山憲斗の話 踏み切りのタイミングがまた遅れた。内容が良くない。(30位以内に)残れたのは条件のおかげ。次は同じ失敗をしないようにしたい。

 ▼清水礼留飛の話 踏み切りのタイミングが早過ぎた。遅れないようにと気をつけ過ぎた。厳しい。また頑張る。(共同)

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2015年1月16日のニュース