地元・松江、深夜に観戦 「今後も応援」とエール

[ 2014年11月12日 00:50 ]

ATPツアー・ファイナル1次リーグB組の第2戦でフェデラーに敗れた錦織圭(AP)
Photo By スポニチ

ATPツアー・ファイナル1次リーグB組 錦織圭 3―6、2―6 ロジャー・フェデラー

(11月11日 ロンドン・O2アリーナ)
 男子テニスの年間成績上位8人による今季最終戦で、錦織圭選手が世界ランキング2位のロジャー・フェデラー選手(スイス)と対戦した11日、錦織選手の地元の松江市のスポーツカフェにはファンが集まり、敗戦にも「今後も応援したい」とエールが送られた。

 試合開始の午後11時すぎ、仕事帰りのサラリーマンや学生ら約20人が大型スクリーンを見守った。相手選手がポイントを決めると「うわー」「強いな」とため息が漏れた。広島市から出張中の会社員の青木雅昭さん(44)は「日本人選手がベスト8に入っていることに感動している。負けてしまったけれど自分の力を出し切って、100パーセントの状態で挑んでいた。今後も応援したい」と話した。

 仕事を終えた後、応援に駆けつけたという松江市の会社員高橋悟司さん(49)は「錦織選手は地元の誇り」と話した。

 試合が始まる約1時間前から店に来ていた観光客の東京都千代田区の大学4年早嶋諒さん(22)は「旅行中でも試合は見逃せない」と食い入るように見つめた。

続きを表示

2014年11月12日のニュース