錦織、ビッグ4連破ならず…世界2位フェデラーに完敗

[ 2014年11月12日 00:23 ]

ATPツアー・ファイナル1次リーグB組の第2戦でフェデラーに敗れた錦織圭(AP)
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 男子テニスの今季最終戦、ATPツアー・ファイナルは11日、ロンドンのO2アリーナで行われ、世界ランキング5位の錦織圭(24=日清食品)はシングルス1次リーグB組の第2戦で同2位のロジャー・フェデラー(33=スイス)と対戦、3―6、2―6のストレートで敗れた。これで錦織は1勝1敗、フェデラーは2連勝となった。

 第1セット、錦織は第3ゲームでブレイクのチャンスがあったものの、このゲームを落とすと、続く第4ゲームでフェデラーにブレイクを許し、このセットを3―6で失ってしまう。

 続く第2セットは第3ゲーム、第7ゲームをブレイクされて2―6。結局、フェデラーのサービスゲームを1度もブレイクできないまま完敗した。これでフェデラーとの対戦成績は2勝3敗。

 錦織は9日の第1戦で昨年のウィンブルドン選手権王者のアンディ・マリー(27=英国)を破ったが、4大大会で歴代最多17度の優勝を誇り、錦織自身も「憧れの存在」と話すフェデラーに屈し、ビッグ4連破はならなかった。

 今大会には年間成績上位などの8人が出場。2組に分かれて総当たりの1次リーグ戦を行い、各組上位2名が準決勝に進出できる。錦織は13日にミロシュ・ラオニッチ(23=カナダ)と対戦する。

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