木崎 女子マラソン銀“マッチレース”惜しくも敗れる

[ 2014年10月2日 11:28 ]

アジア大会女子マラソン 中間点を過ぎた付近でバーレーンのキルワ(右)とトップを並走する木崎良子

仁川アジア大会第14日

(10月2日)
 陸上の女子マラソンで木崎良子(ダイハツ)が銀メダルを獲得した。1998年バンコク大会の高橋尚子以来4大会ぶりの金はならなかった。早川英里(TOTO)は4位だった。

 16人が出場したレースは気温18度、湿度が90%近い中で行われ、最初の5キロは18分49秒のスローな滑り出しだったが徐々にペースが上がり、10キロ以降は5キロ16分台のスプリットを刻んだ。木崎は先行するキルワ(バーレーン)に17・5キロ地点で追い付き、マッチレースの様相となった。

 27キロ過ぎの上り坂の難所でも双方抜け出せず、ペースアップしたが並走が続いた。37キロ付近でキルワがペースを上げると木崎が離れ始め、結局このままキルワがゴールテープを切った。優勝タイムは2時間25分37秒、13秒遅れて木崎が2位に入った。

 木崎は優勝で得られる来年の世界選手権(北京)代表内定を逃した。

 ▼木崎良子の話 行けるところで行こうと思ったが付いていけなかった。アップダウンはリズムよく走れた。

 ▼早川英里の話 (序盤から遅れて)うまく流れに乗れなかった。うまく動けず残念。いい経験として今後につなげたい。

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