錦織 一時中断も関係なし「集中力を切らさずできた」

[ 2014年10月2日 17:22 ]

試合中にこん身のガッツポーズを見せる錦織

楽天ジャパン・オープン第4日

(10月2日 東京・有明テニスの森公園)
 シングルス2回戦でヤングを下しベスト8進出を決めた錦織は、観客の大きな拍手に笑顔で応えた。「昔からよく知っている相手で、手の内は知っていてやりにくかったが、集中力を切らさずにできた」。

 6―4、7―6のストレート勝ち。第2セットはタイブレークにもつれ込む接戦となったが、4―5から3ポイント連取で振り切った。

 第1セットの第5ゲーム中、ブレークポイントを握ったところで降雨により試合が一時中断した。約30分後に再開された直後、ポイントを奪ってブレーク。これで試合の主導権を握った。「(中断は)あまりないことなので難しいかと思ったが、再開してポイントを取れたことは良かった」。どんな状況にも適応できる“強さ”を発揮した。

 1日の1回戦に続くストレート勝ちでベスト8進出。錦織が日本のファンが期待する“凱旋V”へと突き進む。

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