相撲協会の運営審議会解散 半世紀以上の歴史に幕

[ 2014年10月2日 20:43 ]

 日本相撲協会は2日、学識経験者や財界人らで構成される諮問機関、運営審議会の解散を発表した。公益財団法人移行後は評議員会が理事の選任など強い権限を持つことから、運営審議会側が9月に解散を申し入れた。

 運営審議会は1957年9月に設置され、協会の予算や運営など重要事項に提言する「お目付け役」だった。近年では塩川正十郎元財務相や堺屋太一元経済企画庁長官らが委員を務めていた。

 半世紀以上もの歴史に幕を閉じ、北の湖理事長(元横綱)は「長きにわたり、貴重なご意見をいただいた。非常に感謝している」と述べた。

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2014年10月2日のニュース