リオ五輪工事状況を評価 IOC調整委が7度目調査「全速力で進捗」

[ 2014年10月2日 09:08 ]

 2016年リオデジャネイロ五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員会は1日、7度目の現地調査を終えて記者会見し、ムータワキル委員長は「日程は厳しい」としながらも「競技会場の建設など中核的な工事が全速力で進捗(ちょく)している」と評価した。

 ムータワキル委員長は、セーリングのテスト大会が8月に行われたことや、ボランティアの申し込み受け付けが始まったことを歓迎。「次は44のテスト大会の開催が重要だ」と指摘した。また、ホテル68軒の建築が順調に進んでいるとの報告を受けたことも明らかにした。

 一方で、環境問題をめぐって訴訟も起きているゴルフコースの建設をめぐる質問に対しては「リオ市が対応している」と述べるにとどめた。

 調整委は9月30日にゴルフコースや選手村、メーン会場の五輪公園などを視察した。(共同)

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2014年10月2日のニュース