達改め輝“輪島魂”継承「早く幕内に上がって逸ノ城倒したい」

[ 2014年10月2日 05:30 ]

新十両昇進した達改め輝(左)と高田川親方

 日本相撲協会は東京・両国国技館で大相撲九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)の番付編成会議を開き、新十両は出羽疾風(25=出羽海部屋)、岩崎改め英乃海(25=木瀬部屋)、琴恵光(22=佐渡ケ嶽部屋)、達改め輝(20=高田川部屋)の4人。再十両は幕内経験のある天鎧鵬(29=尾上部屋)、栃飛龍(27=春日野部屋)の2人となった。

 新十両の輝は打倒・逸ノ城を掲げた。会見では「まだ実感が湧いてこないがうれしい」と笑顔。しこ名の「輝」は石川県出身ということもあり北陸新幹線で一番速い「かがやき」に由来。名前の「大士」は同郷で親戚の横綱・輪島からもらった。

 「プレッシャーもあるが気に入っている。しこ名に負けないように頑張りたい」と気持ちを新たにした。締め込みも輪島と同じ金色になる予定。目標は同世代の逸ノ城を倒すことで「凄く強いが早く幕内に上がって倒したい」。師匠の高田川親方(元関脇・安芸乃島)も「外国人力士に追いついて倒してもらいたい」と期待した。

続きを表示

2014年10月2日のニュース