ジョコビッチ 2年ぶり決勝進出!4大大会全制覇に王手

[ 2014年6月7日 05:30 ]

2年ぶり2度目の決勝進出を決めたジョコビッチ(AP)

テニス全仏オープン第13日

(6月6日 パリ・ローランギャロス)
 男子シングルス準決勝で、4大大会全制覇を目指す第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランキング17位のエルネスツ・ガルビス(ラトビア)に6―3、6―3、3―6、6―3で勝ち、2年ぶり2度目の決勝進出を果たした。5日の女子シングルス準決勝は、第4シードの22歳、シモナ・ハレプ(ルーマニア)と第7シードの27歳、マリア・シャラポワ(ロシア)が勝ち上がり、両者は7日の決勝で対戦する。

 素早い仕掛けと角度を付けた返球で、ジョコビッチが2時間半を超える戦いをものにした。「ガルビスのミスが減って大変だった」とホッとした表情を見せた。日差しが強く消耗戦となった第4セットは、いら立ちからラケットをへし折る場面もあったが、打球の跳ね上がり際を叩く攻撃的なストロークで厳しいコースを突き、相手のミスを引き出した。

 洪水被害に見舞われた母国のために「勝利を届けたいという特別な思いがある」という。悲願の4大大会全制覇まで、あと1勝に迫った。

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2014年6月7日のニュース