松山 納得の21位発進!ロングパットで流れつかんだ

[ 2014年5月31日 05:30 ]

第1ラウンド、1番でバンカーショットを放つ松山英樹

USPGAツアーメモリアル・トーナメント第1日

(5月29日 米オハイオ州ダブリン ミュアフィールド・ビレッジGC(7392ヤード、パー72))
 初出場の松山英樹(22=LEXUS)は2アンダーの70にまとめ、首位と7打差の21位につけた。石川遼(22=CASIO)は72で45位。63をマークしたロリー・マキロイ(25=英国)が首位発進し、3打差の2位に4月のマスターズを制したバッバ・ワトソン(36=米国)ら3人がつけた。

 流れをつくったのは1番のロングパットだ。ピン右下18メートルからのバーディートライを“OK”に寄せてパー発進。「最初から良いタッチで短いパットも外さなかったので、その影響でショットも良い感じで打てた」と相乗効果を発揮した。

 6、7番の連続バーディーでスコアを伸ばした。11番パー5では2オンに失敗して水路に入れてスコアを落とすと、13番では第1打をラフに入れてボギーとなり振り出しに戻ったが、終盤に粘った。パー5の15番で2オンに成功し、18番は2・5メートルのパットを沈めて再び2アンダー。「最後は難しいホールでバーディーが取れたのは大きかった」と納得の表情を浮かべた。

 昨年10月のプレジデンツ・カップでプレーしたコース。“帝王”ニクラウスが設計し、18ホール中15ホールで水路などの池が絡み、ラフは深く粘っこい。首位マキロイとは7打差だが「このコースでばんばん(バーディーチャンスに)つけるのは難しい。粘り強くプレーしていきたい」と冷静に見据えた。

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2014年5月31日のニュース