体操・小野氏「月日がたつのは早いもの」東洋の魔女も感慨

[ 2014年5月31日 21:47 ]

国立競技場の最後のイベントで聖火台に点火し手を振る吉田沙保里

国立競技場 最後の一日

 ▼体操男子五輪金メダリストの小野喬氏の話 月日がたつのは早いもの。東京五輪が盛大に行われた国立競技場がなくなるのは寂しいが、この50年でスポーツの力を感じてもらえたと思う。

 ▼バレーボール女子五輪金メダリストの井戸川(旧姓谷田)絹子さんの話 50年前(の東京五輪)は赤いブレザーを着て入場行進した。最後に聖火ランナーに選んでいただき、とても思い出深い日になった。さよならをしないといけないのは少し寂しい。

 ▼吉田沙保里選手の話 大役を務めさせてもらって光栄。火をともし、最高に気持ち良かった。(競技場を)取り壊すのは残念だが、新しくなるのは楽しみ。

 ▼東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の話 国立のたいまつの火は消えるが、皆さんの胸の中で燃やし続けてほしい。新しい国立ができた時に、その炎を多くの国民の力で赤々と聖火台に燃やし、つなげていきたい。

 ▼下村博文文部科学相の話 56年の歴史の幕を閉じるにあたり、国立競技場を愛してくれた全ての人に感謝したい。新しい国立競技場もこれまで以上に愛される場所になることを祈念する。

 ▼日本スポーツ振興センター(JSC)河野一郎理事長の話 単なるスタジアムを超えた社会的、歴史的意義を持つ場所だった。(新しい競技場は)スポーツ、文化を世界に発信する拠点にする。

 ▼早稲田大ラグビー部OBの本城和彦氏の話 ここで最後にプレーができて幸せ。国立がなくなるのは寂しいが、選手がプレーしやすくて、お客さんが観戦しやすい競技場にしてほしい。

((了)(H)(01)140531 205957

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