葛西、Ｗ杯個人第２３戦は出場へ　検査で右膝異常なし

　ソチ冬季五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒル銀メダリストで右膝を痛めた葛西紀明（土屋ホーム）が、２日にフィンランドのラハティで行われるワールドカップ（Ｗ杯）個人第２３戦に出場できる見通しとなった。日本の横川朝治ヘッドコーチが１日、明らかにした。

　ヘルシンキの病院で精密検査を受け、骨やじん帯に異常がなかった。痛みも治まりつつあり、横川ヘッドコーチは「出場は問題ないと思う」と話した。

　４１歳の葛西は３位に入った２月２６日の第２１戦で負傷し、２８日の第２２戦は欠場していた。（共同）