美香、６９で２６位浮上　藍は７９と崩れる…

　米女子ゴルフのＨＳＢＣチャンピオンズは１日、シンガポールのセントーサＧＣ（パー７２）で第３ラウンドが行われ、４４位で出た宮里美香が４バーディー、１ボギーの６９で回り、通算１オーバーの２１７で首位と１２打差の２６位に浮上した。

　同じ４４位スタートの上原彩子は７５とスコアを落とし、通算７オーバーで５０位。宮里藍は７９と崩れ、１３オーバーで６０位となった。カリー・ウェブ（オーストラリア）が７０にまとめ、１１アンダーで初日からの首位を守った。

　▼宮里藍の話　今朝はおかゆを食べられたし（２日前に嘔吐や発熱のあった）体調は問題なかったが、ショットがぶれて、嫌というほどバンカーにつかまった。ピンの位置に対して難しいところに入ったのでスコアメークは難しかった。

　▼宮里美香の話　今シーズン初めてのアンダー（パー）なので。やっと感触が戻ってきた感じ。寄せで助けられた。これまでは上げるのか転がすのか曖昧に打って悪いショットがあった。イメージを持つことを大事にしたらかみ合った。

　▼上原彩子の話　フェアウエーのいいところからグリーンを外したり、ここだけは打ってはいけないというところに行ったりとショットが定まらなかった。比較的、風は弱かったのに、スコアは良くなかった。（共同）