星野6位、上村棄権/W杯モーグル猪苗代大会

[ 2014年3月1日 17:20 ]

 フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)福島猪苗代大会第1日は1日、福島県猪苗代町でモーグル第7戦が行われ、日本勢は女子でただ一人決勝2回目に進んだソチ冬季五輪代表で24歳の星野純子(リステル)が6位となった。五輪4位で34歳の上村愛子(北野建設)は股関節痛で棄権した。

 五輪女王のジュスティーヌ・デュフールラポワント(カナダ)が今季3勝目をマークして通算6勝とし、男子はブラドリー・ウィルソン(米国)が昨年2月以来の通算2勝目を挙げた。

 予選を突破した選手では、男子は吉川空(ニセコB&J)が13位、田中陸也(サンガリア)が15位、女子は伊藤あづさ(サンガリア)が13位、岩本憧子(中京大)が16位となった。男子でソチ五輪代表の遠藤尚(忍建設)と西伸幸(白馬ク)は予選落ちした。

 ▼星野純子の話 悔しい。地元だし、表彰台に乗れるかもしれないと思った。このコースでここまでいい成績を取れたのは初めてなのでうれしさもある。

 ▼岩本憧子の話 悔しいけど思い切って楽しく滑れた。ソチ五輪には出られなかったが、次の平昌五輪に向けて切り替えていきたい。

 ▼伊藤あづさの話 第2エアがもっと高く飛べれば良かったが、スピードが不足した。でもベストは尽くせた。

 ▼吉川空の話 両親の前でいい成績が出せたので良かった。4年後に向けてはスポンサーの問題を解決していかないといけない。

 ▼田中陸也の話 緊張したが、スタートで落ち着けた。ソチ五輪を見て気持ちが高まっている。次は絶対に出てやろうと思っている。

 ▼遠藤尚の話 あまりいいランができなくて残念。ジャンプ自体は良かったが(着地で)板が埋まってしまった。調子は良かったがしょうがない。

 ▼西伸幸の話 猪苗代に入る前から体調が悪い。エアで飛んだときに上下の感覚が分からなくなり、体がついてこなかった。疲れだと思う。

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2014年3月1日のニュース