ペアはボロソジャル組が初V ロシア、団体と合わせ2冠

[ 2014年2月13日 04:14 ]

ペアで初優勝したボロソジャル(上)、トランコフ組のフリー

 ソチ五輪フィギュアスケート・ペアのフリーが12日に行われ、昨季の世界選手権優勝のタチアナ・ボロソジャル、マキシム・トランコフ組(ロシア)がショートプログラム(SP)に続いて1位となって合計236・86点で初優勝し、団体と合わせて2冠に輝いた。ロシア勢は2大会ぶりの金メダル。

 クセニア・ストルボワ、フェドル・クリモフ組(ロシア)が合計218・68点で銀メダル。アリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組(ドイツ)が215・78点で2大会連続の銅メダルだった。

 初出場の高橋成美、木原龍一組(木下ク)はSP18位に終わり、上位16組によるフリー進出を逃していた。

 ▼タチアナ・ボロソジャルの話 正直言うと(演技後は)泣いていた。たくさんの感情がわき上がったし、緊張していたし、集中していたので。本当にうまくできて幸せ。

 ▼マキシム・トランコフの話 国民全員を喜ばせることができた。ロシアにとって重要な日。大きなプレッシャーと戦っていた。われわれの夢が現実となった。

 ◆タチアナ・ボロソジャル、マキシム・トランコフ組(ロシア=フィギュアスケート・ペア)10年にペア結成。昨季はグランプリ・ファイナルと世界選手権を制覇。欧州選手権は3連覇中。ボロソジャルは159センチ、27歳。トランコフは187センチ、30歳。(共同)

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2014年2月13日のニュース