ソフトボール協会会長を脅迫 元佐賀県協会の理事長ら

[ 2014年2月13日 19:02 ]

 日本ソフトボール協会の徳田寛会長(65)に脅迫文を送ったとして、愛知県警捜査4課は13日、暴力行為法違反の疑いで、元佐賀県ソフトボール協会理事長玉利伸一容疑者(66)と元同協会事務局長鈴木一弘容疑者(51)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年4月13日ごろ、政治結社を名乗り「会長は許せない。いい死に方はしない。徹底的に調べる」などと書いた文書13通を、徳田会長が副社長を務める自動車部品大手「デンソー」の本社(愛知県刈谷市)に郵送した疑い。

 同課などによると、玉利容疑者は昨年4月18日に佐賀県協会の会員4人とともに正当な試験を受けずに審判資格を取得したとして、日本協会の評議員を解任されていた。

 両容疑者は容疑を認めている。脅迫文は他の複数の協会役員にも送られていたという。

 日本協会によると、同協会は2010年と11年に行われた審判資格の認定試験で、玉利容疑者が自身を含む5人を合格させるよう試験担当者に働き掛けていたと認定したが、玉利容疑者は否定していた。

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2014年2月13日のニュース